とあるオタクの競馬日記

競馬予想ブログです。主に重賞について、「データと調教」から予想します。競馬予想は遊びじゃない!

宝塚記念の全頭評価

こんばんは、かずやです!

グランプリ恒例の全頭診断です。
本当は水曜日くらいに公開する予定だったのですが、仕事やら怠慢やらで気づけば日付変わって当日に…。せめて結果だけは残すぞ!という意気込みで仕上げたので、是非一読いただければと思います。

 

 

【全頭評価】

1枠1番 ライラック 牝4歳
10戦2勝(2.1.1.6)
評価:重賞級

平均的な力の持ち主です。半兄ブラックホールと同じく小柄ながらタフな条件を得意としているので、宝塚記念は相性の良いレースと言えますが、今年は残念ながらタフさよりもスピードを求められそう。他に強調材料もないので消しで良いと思います。

1枠2番 カラテ 牡7歳
36戦8勝(8.2.1.25)
評価:重賞級

不利があったとは言え、前走の鳴尾記念が9着ですし、GⅠで馬券内にくる力は無いんじゃないでしょうか。

2枠3番 ダノンザキッド 牡5歳
16戦3勝(3.2.5.6)
評価:GⅡ級

中堅クラスの力の持ち主です。「ナタの切れ味」ほどの切れはないものの、長く良い脚を使うタイプ。中山競馬場だけなぜか走らないのですが、基本的にタフな条件には強く、阪神競馬場は(1.1.2.0)と抜群の相性です。距離適性を1600~2000と考えているので、気持ち1F長いと思いますが、内枠でうまく立ち回れば着は拾えるのでは内でしょうか。

2枠4番 ボッケリーニ 牡7歳
25戦7勝(7.8.2.5)
評価:GⅡ級

全兄は2015年の宝塚記念勝ち馬ラブリーデイです。兄同様に晩成タイプで、ここ2年で急激に力をつけた印象ですが、決め手に欠けるからか、GⅠでは少し足りないなという印象です。阪神競馬場は(1.3.1.1)と相性が良く、タフな条件も○ですが、GⅠでの力不足感と7歳馬が苦戦傾向ということで、抑えまで。

3枠5番 イクイノックス 牡4歳
7戦5勝(5.2.0.0)
評価:現役最強馬

「現役最強馬」。それだけで十分です。

3枠6番 スルーセブンシーズ 牝5歳
11戦4勝(4.2.2.3)
評価:重賞級

力を測りかねる一頭です。調教の動きがかなり良いのでやはり重賞で戦えるだけの力はあるのだろうと思います。ただ、前走中山牝馬Sを勝っただけの馬がいきなりこのメンツを相手に好走できるかはいささか疑問です。昨年のマーメイドSでは大敗してますしね。きたら仕方ないの精神で消しです。

4枠7番 プラダリア 牡4歳
10戦2勝(2.2.2.4)
評価:重賞級

力を測りかねる一頭パート2です。先行型のいわゆる「らしくない」ディープ産駒の1頭で、阪神2200という舞台自体は悪くない印象です。ただし、成長力に乏しいのかダービー以降がパッとしない戦績。池添Jもこの馬でなくスルーセブンシーズを選んでいるのでそういうことなんだろうと思います。こちらもきたら仕方ないの精神で消しです。

4枠8番 ヴェラアズール 牡6歳
24戦6勝(6.4.5.9)
評価:実力上位の牡馬

昨年のジャパンCの勝ち馬です。脚元に不安がありデビューから一環してダートを使われていたのですが、昨春から芝に転向して成績が一転。一気の勢いで頂点まで駆け上がりました。この馬は「カミソリの切れ味」の末脚を持っているタイプなので、宝塚記念の好走傾向からは外れる印象です。状態面はジャパンCくらいまで戻っていると追い切りから感じましたので、展開がハマればワンチャンスあるでしょう。

5枠9番 ジャスティンパレス 牡4歳
10戦5勝(5.1.1.3)
評価:実力上位の4歳馬。

今年の天皇賞春の勝ち馬です。こちらも先行して速い脚が使える「らしくないディープ産駒」の一頭です。年明け初戦から+16㎏と馬体を増やしたことに加え、適正外だと思っていた阪神3000・京都3200で完勝だったので、今が充実期なのだと思います。長距離2戦をしっかり走りきった疲労や、大舞台での乗り変わり等、不安要素はありますが、それを払拭するくらい追い切りの動きはよいですし、距離短縮は間違いなくプラスです。人気ですが、重い印を打ちたいと思います。

5枠10番 ディープボンド 牡6歳
22戦5勝(5.5.1.11)
評価:現役トップクラスのステイヤー

近年では珍しい生粋のステイヤーです。適正ギリギリの距離だと思いますが、昨年も4着に善戦しているので走れなくはないと思います。状態は凱旋門後1番でしょう。やや衰えたのか?と思えるような戦績になりつつあることと、今年も良馬場が予想されることから強くは推せませんが、3連系の相手には必ず入れるべきだと思います。

6枠11番 ジェラルディーナ 牝5歳
19戦6勝(6.2.3.8)
評価:実力上位の牝馬

エリザベス女王杯の勝ち馬です。昨年から力をつけてきて、有馬記念でも3着に入ったメンバー上位の力の持ち主ですが、今年に入ってからはちぐはぐな競馬が続いている印象です。鞍上に豊さんを確保できたのは一見心強く見えますが、この馬はガンガン追えるタイプの騎手があっていると思いますので、そこまでプラスにはならないでしょう。とはいえ、実力上位なのは間違いなくコース相性も良いと考えますので、3連系の相手には入れるべきだと思います。

6枠12番 アスクビクターモア 牡4歳
11戦4勝(4.1.3.3)
評価:実力上位の牡馬

昨年の菊花賞馬です。先行持続力タイプで切れる脚はないという、今回出走するディープ産駒の中で最も「らしくないディープ産駒」です。明らかに適性外の菊花賞を地力の違いで押し切ったので今年は中距離界の中心の1頭になると思ったのですが、中山2500という適正レースの日経賞で出遅れ+不良馬場に泣かされ大敗、続く天皇賞・春は適正外のレースで当然の敗退といったように本来の力を出し切れていない印象です(なんで大阪杯を目標にしなかったんだろうね)。よって、宝塚記念の舞台は、待望のベスト舞台と言えるでしょう。懸念されていた馬場コンディションも無事に良馬場で迎えられそうですので、もう言い訳ができない状態です。ちょっと不安があるとしたら、昨年の1番良いときのデキに見劣りすることなので、走らなかったら調教師と今年のこれまでのレース選択をしたオーナーにあると思います。

7枠13番 ジオグリフ 牡4歳
10戦3勝(3.1.0.6)
評価;GⅡ級

昨年の皐月賞馬です。当然悪くない馬なのですが、1F長い印象なのと、直前まで鞍上が決まらなかった時点でお察しな部分があります。強調材料もありませんので、消しで良いと思います。

7枠14番 ブレークアップ 牡5歳
20戦5勝(5.3.4.8)
評価:GⅡ級

力を測りかねる一頭パート3です。有馬記念で大敗したので、まぁGⅡで勝ち負けが精一杯だよなと思っていたのですが、適正外と思われる阪神大賞典天皇賞・春で3着、4着と好走しており、完全に実力を測りかねております。タフな条件を得意としてますのし、テン乗りにはなるものの川田Jを確保できたことから軽視するわけにはいかないなと思います。紐で買いたい1頭です。

8枠15番 ユニコーンライオン 牡7歳
26戦6勝(6.3.1.16)
評価:重賞級

ドゥラエレーデ次第ですがおそらくペースメーカーになる馬です。テンから飛ばしてというタイプではないので、5F-59.0~60.0切るくらいのMペースで展開を作るのと思います。スローからの瞬発力勝負では分が悪いことを鞍上も分かっていると思いますので、淡々としたペースを刻むのだろうなと思います。いいペースメーカーとしての役割に期待します。

8枠16番 モズベッロ 牡7歳
27戦4勝(4.4.1.18)
評価:重馬場専用機

雨でドロッドロの重馬場以外の条件ならノータイムで消しです。

8枠17番 ドゥラエレーデ 牡3歳
7戦2勝(2.2.0.3)
評価:重賞級

ホープフルSの勝ち馬です。この馬の出方次第でHペースになるのかMペースになるのか変わると言っても過言ではありません。勝ちに行くならユニコーンライオンの後ろにつけて2.3番手の外、制御不能ならHペースの逃げになると思いますので、十中八九前者になると見ています。この馬も実力を測りかねている一頭ではあるのですが、ホープフルSはレベルが低かったこと、母方にサンデーが入っているドゥラ産駒を好まないことから、ノーマークでいいのではと考えます。追い切りはめちゃくちゃ動いているので不気味ではあるんですけどね。

以上、宝塚記念の全頭評価でした。