とあるオタクの競馬日記

競馬予想ブログです。主に重賞について、「データと調教」から予想します。競馬予想は遊びじゃない!

皐月賞の全頭評価

こんばんは、かずやです!
いつもお世話になっております。

 

先日の桜花賞はソダシが優勝。GⅠ連勝で白毛のアイドルホースからスターホースに名乗りを上げましたね。個人的には△→○→☆→△→◎と印を打った馬で上位を独占しながらも外すという何とも言えない結果に。全頭評価としてはほぼほぼパーフェクトだったのでよしとしましょう(笑)

 

さて、今週は牡馬のクラシック第1弾皐月賞。先週と同様混戦が予想されますので、前哨戦の内容を含めビシッと評価していきたいと思います。
評価の順番は今回もnetkeibaの想定オッズ順に行います。
また、今回はウマ娘をやっている向けに、登場しているウマの血が入っていれば紹介していきます。

 

皐月賞の全頭評価】

・1番人気 エフフォーリア

3戦3勝の共同通信杯勝ち馬。父方にスペシャルウィークマルゼンスキーの血が入っています。
先行力、加速力、トップスピードの持続力に優れており、全体的に能力が高いです。前走の共同通信杯では後のスプリングS毎日杯の優勝馬相手に2馬身半差つけて完勝しました。とにかく欠点という欠点が少ないです。強いて弱点をあげるなら、跳びが大きいため雨で滑るような馬場になると力を発揮できない可能性があること、エピファネイア産駒であり、2戦目ではやや掛かり気味であったことから突然ポカをすることがあるかもしれないことぐらいでしょう。当然、優勝候補です。

 

・2番人気 ダノンザキッド

4戦3勝のホープフルS勝ち馬。
今期の新馬戦でアールドヴィーヴル(桜花賞5着)、レフトゥバーズとならんで大物だと感じた馬です。前走の弥生賞では3着と敗れましたが、1000の通過が62.6秒の超スローペースで1.2着馬はともに逃げた2頭なので仕方ありません。本番に向けて脚を計ったように見え、良い負け方をしたと感じています。高い先行力と長く良い脚を使うのが特徴です。特に先行しながらも過去4戦とも上がり最速をマークしているのは大きな強みでしょう。懸念すべきは気性面。パドックから気合いが入りすぎる馬でレースでも落ち着くまでに時間がかかるのが心配です。それでも能力の高さは疑いようがないので1冠目をつかむ最有力候補だと思います。

 

・3番人気 ディープモンスター

4戦3勝のすみれS勝ち馬。
新馬戦で放馬し除外になるアクシデントがありましたが、立て直した後は順調に勝ちを重ねてこの舞台に駒を進めました。レースセンスの良さを感じます。ですが右回りでは寄れる面が見られ、トモがまだ緩いのでは?と感じます。また、戦ってきた相手のレベルやローテーションも疑問で人気ほどの実力は持ち合わせていないでしょう。個人的には評価が低く、正直消しで良いと思っています。

 

・4番人気 ヴィクティファルス

3戦2勝のスプリングS1着馬。
共同通信杯の時に調教でトモの緩さが感じられ、ハーツクライ産駒らしく良くなるのはもっと先だと思っていましたが、2戦とも結果を出してきて能力が高いんだなぁと感じます。前走のスプリングSでは重たい馬場の中、大外を回して勝ちきる強い競馬を披露しました。どんな馬場でも対応できるのは強みです。ただし前走のメンバーレベルは個人的に低いと思っており、共同通信杯でも2馬身半差で負けているのは気がかり。それ以外は不安点が少なく距離延長も問題ないでしょう。上位争い濃厚です。

 

・5番人気 ステラヴェローチェ

4戦2勝の朝日杯FS2着馬。
2戦目のサウジアラビアCでは不良馬場をもろともせず4角最後方から突き抜けて3馬身差の完勝。続く朝日杯FSでは時計勝負にも対応して2着と力を見せました。前走の共同通信杯では人気を裏切り5着に敗れましたが、あくまで前哨戦で他馬より1キロ重い点からも得てして負けた感じでしょう。勝ち馬には完敗だったものの2着馬まではタイム差0.1の僅差であり、この馬自身脚を使えてはいたので悲観する内容ではありません。マイルを中心に使われてきましたが距離が伸びても心配ないタイプ。能力を出し切れば勝ち負けできるでしょう。

 

・6番人気 ラーゴム

4戦2勝のきさらぎ賞1着馬。父方にメジロマックイーンの血が入っています。
抜けた能力こそないものの総合的に能力が高いです。負けた相手はオーソクレース(ホープフルS2着馬)とワンダフルタウンで皐月賞に出て入れば有力候補に上がるような強敵でした。どこからでも、多少馬場が悪くても脚を使えて自分の能力を発揮するタイプです。思ったより人気しないタイプで、想定通りならオッズ的に非常においしい存在。穴で狙うならオススメの一頭です。

 

・7番人気 アドマイヤハダル

4戦3勝の若葉S勝ち馬。
正直ここまで人気するほどの実力はないでしょう。ルメールを確保できたのはラッキーですが、アイビーSの負け方を見る限り格で劣る気がします。操縦性の良さは評価していますが、それ以外これといった強さは感じられません。ディープモンスター同様人気ほどの実力を持ち合わせていないでしょう。消しで良いと思います。

 

・8番人気 グラティアス

2戦2勝の京成杯勝ち馬。
勝負根性とスピードの持続力が武器。良くなればGⅠでも戦えるとルメールが称していた素質馬です。ただし良くなればと言っているように、まだ成長途上であり、戦ってきた相手に関しても強いとは言えません。3ヶ月ぶりでどこまで成長しているかが鍵を握るでしょう。相手に入れる分には面白い一頭です。

 

・9番人気 タイトルホルダー

4戦2勝の弥生賞勝ち馬。父方にエアグルーヴの血が入っています。
前走の弥生賞では2戦続けて負けていたダノンザキッドにとうとう勝利。価値のある勝利ではありましたが、本番では勝ちづらくなった印象です。前に行ってしぶといのが特徴。切れ味は全然ないので速め先行で押し切りの一択しかないのがつらいところです。無難にまとめられそうですが、GⅠでは少し足りないと感じています。抑えまで。

 

・10番人気 レッドベルオーブ

4戦2勝の朝日杯FS3着馬。
デイリー杯をレコードタイムで勝利。その後の朝日杯FSでは人気を集めるものの、能力を発揮しきれず3着となりました。戦績だけみると悪くないのですが、きつめの掛かり癖があるのが大きな懸念点です。そこを考慮して朝日杯から直行してきたのでしょうが、どこまでうまくいっているのか調教から判断する必要があります。個人的見解としては、かなりきつめの掛かり癖であり直っているとは思わないため、評価は低めです。抑えで入れるかどうかといったところです。

 

・11番人気 ヨーホーレイク

 4戦2勝のきさらぎ賞2着馬。
今年のディープ産駒で1番はこの馬だとデビュー前から目をつけていた馬です。順調に王道路線で活躍してくれていることを嬉しく思います。エンジンがかかるまでに時間を要しますが、かかってしまえば確実に脚が使えるタイプで、過去4戦全てで上がり最速をマークしています。前走のきさらぎ賞ではラーゴムを捉えきれず2着に敗れてしまったものの、唯一上がり3F-34秒台をマークしており、互角以上の実力を見せました。今回、主戦の武豊が負傷して岩田Jrに乗り変わったのは大きな痛手ですが、この馬自身の能力は疑いようのないものです。馬単体でみれば十分勝ち負けレベル、乗り替わりを加味すると上位争い候補の一頭というところでしょう。

 

・12番人気 アサマノイタズラ

4戦1勝のスプリングS2着馬。
思ったより強いなと思った前走でした。3コーナーあたりから動いてそのスピードを最後まで持続できる強さがあります。脚の使いどころが難しいタイプなので継続騎乗はプラス。ただし嶋田ジョッキーはあまりうまくないと思うので大舞台で買いづらいです。また12月デビューですでに4戦と使い込んでいるのもマイナスでしょう。自分の競馬に徹してどこまでやれるか。消しでいいと思います。

 

・13番人気 シュヴァリエローズ

5戦2勝の若葉S2着馬。母の父キングヘイロー
デビュー時から評価の高かったディープインパクト産駒でなんとか皐月賞出走にこぎつけました。3走前には後の重賞馬であるワンダフルタウンに勝っており、その後のホープフルSでは5着と健闘しているように一定レベルの実力を持っています。ただし切れ味もスピードの持続力も中途半端で、これからの成長待ちなイメージがあります。また前走はメイチと言える仕上げで2着だったので上積みに疑問です。総合的に判断して今回は消しとします。

 

・14番人気 イルーシヴパンサー

4戦1勝。
大崩れしておらず前走のスプリングSでも格上挑戦ながら4着と健闘しています。だが、離された4着で見所がなかったのは事実です。ここでは力が足りないでしょう。消しです。

 

・15番人気 ワールドリバイバル

6戦2勝。父方にスペシャルウィークマルゼンスキー、母方にアグネスタキオンの血が入っています。
能力が足りずペースメーカーかなという印象。消しです。

 

・16番人気 ルーパステソーロ

7戦1勝。父はゴールドシップ
3走前のゆりかもめ賞で本命を打つくらいには調教で良い動きをする馬です。ただし、本質的にはダート向きであり、このクラスで馬券内にくる能力も持ち合わせていません。消しです。

 

以上、皐月賞の全頭評価でした。