とあるオタクの競馬日記

競馬予想ブログです。主に重賞について、「データと調教」から予想します。競馬予想は遊びじゃない!

桜花賞の全頭評価☆

こんばんは、かずやです!
いつもお世話になっております。

 

今週はとうとうクラシック開幕戦の桜花賞ですね!
昨年は、前哨戦の評価を行っていたのですが、今年は前哨戦がえらく多様化したなという印象で断念。思い切って全頭評価をしてみます。
ウマ娘で競馬に興味を持って桜花賞を買ってみようという方で白毛のお馬さんしか知らないって方はぜひ読んでみてください。
人気上位馬の長所と短所、穴で面白い馬が分かると思います。

では、早速全頭評価に移ります。
評価の順番はnetkeibaの人気順となっております。

 

【全頭評価】
1番人気 ソダシ

4戦4勝無敗の2歳女王。白毛のアイドルホース。
高い先行力と長く良い脚を使えるのが武器。前走では時計勝負にも対応したうえに一度差されたサトノレイナスを差し返す勝負根性を見せた。とにかく完成度が高い一頭だ。ただし2歳時から完成されていたため、どこまで成長しているかが一つのポイントだろう(1週前追い切りで坂路4F-52.4、1F-11.8の猛時計を出しているため成長しているとは感じるが)。また切れ味はないので瞬発力勝負では分が悪い。ウィークポイントはこの2点だが、正直隙は少ないと思う。今回も上位争い濃厚

 

2番人気 サトノレイナス

3戦2勝の阪神JF2着馬。ディープインパクト産駒。
前走は完全に差しきったと思ったが勝ち馬の勝負根性に屈しハナ差の2着。新馬戦を見たときはエンジンの掛かりが遅く頼りなさを感じたが、2戦目3戦目ではしっかりと切れる脚を見せた。外を回しても馬群に入ってもレースができるのは心強い。懸念点はマイルより長い距離の方があっていそうなところと、オークス(結果次第でダービー?)が大目標だろうことから仕上げ度合いといったところか。十分勝ち負けになると思う

 

3番人気 アカイトリノムスメ

 4戦3勝のクイーンC勝ち馬。ディープインパクト産駒。
新馬戦は1番人気ながらも見せ場なく7着惨敗。たいしたことないのかなと思ったが、その後3連勝で一気にこの舞台まで進んできた。特に前走のクイーンCは前哨戦の中で1番のメンバーが揃っていながら先行押し切りという王道競馬で勝ちきった点が評価できる。そこそこの切れ味と二の足の速さが武器。スタートが下手なのがウィークポイントで4戦とも出遅れ気味。スタートさえ決めれば勝ち負けできる

 

4番人気 メイケイエール

5戦4勝のチューリップ賞勝ち馬。
スピードの絶対値はこのメンツでも1枚抜けており、まともに走れば勝てるだろう。
ただし、賢さGなのでまともに走ることがない。常に気性の悪さを出し掛かり癖を出している。前走も終始掛かながら走っており制御不能になりながらも同着で勝ってしまうような馬。現状1200~1400しかまともに走れないだろう。そんな難しい馬なのに乗り代わりになるのは、いくら横山典弘といえども大きなマイナスだ。能力的に抑えるべきだが思い切って切るのもありだと思う。

 

5番人気 アールドヴィーヴル

2戦1勝のクイーンC2着馬。
今期の新馬戦勝ち馬でダノンザキッド、レフトゥバーズと並んで大物と感じた一頭。その新馬戦は不良馬場の中、4角10番手で通過し、上がり3F-34.9(レース全体の上がり3F-35.9)でぶち抜いた。4ヶ月ぶりのクイーンCではまさかの-18㎏で心配したが、上がり最速で1着とタイム差なしの2着に健闘した。GⅠを取れる器だと思うが、馬体重を戻しながらの調整が予測されるのが気がかり。主戦の松山が騎乗停止になったのもマイナスポイントだ。

 

6番人気 エリザベスタワー

3戦2勝のチューリップ賞勝ち馬。
新馬戦は後方からぶち抜き、チューリップ賞は前目につけて同着という自在な立ち回りができる馬。やや気性面に難あり。また脚を余したとは言え2戦目のエルフィンSでは9着と惨敗するレベルの馬。個人的に評価はあまり高くない

 

7番人気 シゲルピンクルビー

3戦2勝のフィリーズレビュー勝ち馬。
桜花賞2着のシゲルピンクダイヤの妹であり、調教の動きからも素質の高さが伺える。阪神JFで17着と大敗した後、見事に立て直して1着。坂が苦手かと思ったが苦にせず走っていた。しかし阪神JFの大敗はどうしても気になる。またフィリーズレビューのレベルは低かったと思う。将来的には走りそうだがここじゃない。

 

8番人気 ソングライン

3戦2勝の紅梅S勝ち馬。
新馬戦こそ出遅れもあり2着になったが、その後楽々と2連勝。特に前走の紅梅Sでは先行しながら上がり最速で2着以下を完封。素質の高さを感じた。ただし、今まで左回りしか走っていないこと、前走のメンバーレベルがかなり低かったこと、紅梅Sから直接のローテは過去10年に1度も馬券内に入っていないこと(チューリップ賞経由では3頭馬券内あり)は懸念点である。
懸念点が多いが先物買いをするならここだろう。

 

9番人気 ファインルージュ

3戦2勝のフェアリーS勝ち馬。
新馬戦は出し遅れて2着に負けたがものすごい末脚を見せていた。その後は順調に2連勝を決めている。特徴として、エンジンの掛かりは遅いが、かかってしまえば後続を寄せ付けない脚力を持っている。ルメールはそれをよく分かっており、前走は3コーナーあたりから追い始め直線半ばではエンジン全開になり、後続を2馬身半突き放した。だから乗り替わりはマイナス。福永を確保できたのは不幸中の幸い。乗り方を間違えなければここでも勝ち負けできそうだ。

 

10番人気 ヨカヨカ

6戦3勝のフィリーズレビュー2着馬。九州産馬の星。
阪神JFは軒並み差し馬が上位を占める中逃げて5着に健闘し、前走では熊本産馬初の重賞制覇にあと一歩の2着と力を見せた。今回は目立った逃げ馬がおらずここ2戦より展開は楽になるだろう。ただし、本質的にマイルは長くベストは1200だろう。どこまで健闘できるかには注目だが馬券内は厳しいとみている。

 

11番人気 ククナ

5戦1勝のアルテミスS2着馬。
坂路で猛時計を叩きだす馬なので相当強いかと思ったが、なぜか勝ちきれないし3着争いが精一杯。善戦マンタイプなのかなと感じる。逆に言うと、大崩れもしないのでここでも善戦するかもしれない。軽視できない存在だ。

 

12番人気 ホウオウイクセル

4戦2勝のフラワーC勝ち馬。
長く良い脚を使うタイプ。平均的な実力の印象で評価が難しい。フェアリーSで勝ち馬に完敗だったのがどこまで詰まるか次第だろう。軸にはしたくないが抑え程度には入れてもいいかな。

 

13番人気 ストゥーティ

5戦1勝のチューリップ賞3着馬。
前走は自分のペースで逃げて勝てるパターンに持ち込んだにもかかわらず、かかりまくっていた2頭に完敗し、ギリギリの3着。坂の途中で止まったところから非力さも伺える。消し。

 

14番人気 ジネストラ

4戦2勝のアネモネS2着馬。
前走はかなりうまく乗ったが勝ち馬に完敗。そもそもアネモネSはレースレベルが低く、勝ち馬も重賞級かは疑問。消し。

 

15番人気 エンスージアズム

5戦2勝のフラワーC2着馬。ディープインパクト産駒。
ディープ×ストームキャットという王道血統だが今ひとつつかみ所がない。マイルで2戦とも負けているが2戦とも出し遅れたような形で決してマイルが苦手ではない。評価が難しい馬なので、阪神マイルはディープ!と目をつぶって買うのも手だろう。

 

16番人気 ミニーアイル

6戦2勝のフィリーズレビュー3着馬。
キレる脚が武器。マイルも持ちそうな印象だが、突き抜けそうだった前走で坂の途中から勝ち馬と脚色が一緒になったあたり、気持ち長い気がする。3着を拾うことに徹すれば3着を確保できるかもしれない。

 

17番人気 ストライプ

4戦2勝。
スピードはかなり速いが新馬戦の止まり方を見る感じマイルは長いのだろう。調教でバリバリ動くので買いたくなるが、1200~1400に出るまで待ちましょう。

 

18番人気 ブルーバード

4戦2勝馬
新馬ダリア賞と順調に勝ち上がったがその後が見せ場無し。消し。

 

以上、桜花賞の全頭評価でした。